CLIN開発日記 #021|試験運用に向けて、スタッフ管理と日々の「困った」を整えています

こんにちは。清掃業務プラットフォーム「CLIN」の開発を進めています。

前回は、案件チャットとログイン不要の画面デモをご紹介しました。今回は、実際に画面を操作する中で見つかった「探さないと分からない」「文字が読みにくい」「設定する場所がない」という問題を、一つずつ見直しています。

連絡・部屋設定・実績確認という今回の改善点をまとめた図
今回の改善点と、次に確認する業務の流れ。

案件がない日でも、管理者へ連絡できるように

清掃案件のチャットだけでは、まだ仕事が割り当てられていないスタッフが相談できません。そこで、日程や勤務の相談に使う「管理者への連絡」を用意しました。案件に関する連絡と、スタッフ自身の相談を、それぞれ確認できるようにしています。

連絡が届いても、管理者が別のページを探さなければ気づけないようでは不十分です。ダッシュボードでの通知や未読表示も整備し、実際の端末での通知音や使い勝手は引き続き確認します。

清掃写真と案件チャットを並べて確認するCLIN管理者画面
写真レビューと案件チャットの画面例。前回公開した架空案件のスクリーンショットです。物件名・担当者・メッセージは架空データ、写真は公開サンプルです。

物件ごとの設定を、現場で使う数字につなぐ

部屋の定員や寝具構成、規定清掃時間などを保存し、日々の清掃に使えるように整えています。例えば、ダブルベッド1台とダブル布団1組なら、ダブルシーツとダブル掛けカバーはそれぞれ2枚。使わないサイズの項目を減らし、必要な設定に集中できるようにしています。

規定清掃時間は「1人で清掃する場合の時間」を基準とする方針です。共同清掃の評価でも、人数と基準時間を合わせて考えます。

速さだけで決めない、スタッフ評価

評価する清掃時間は、開始から初回の写真提出まで。管理者の確認待ち時間をスタッフの清掃時間に含めず、修正は修正回数として別に扱います。清掃件数、時間の達成状況、修正回数、管理者が案件に紐づけて確定したクレームを、判断材料として整理しています。

クレームは取消理由を残して集計から除外できる方式です。新人・ベテランという経験区分は管理者が設定し、自動昇格の基準はまだ確定していません。数字だけで人を決めつけるのではなく、確認できる記録を増やすことから進めています。

退職したスタッフの扱いも、画面から分かるように

今回の確認で、スタッフを利用停止する操作が管理画面にないことも分かりました。スタッフ管理から現在の氏名と番号を確認し、利用停止できる操作を追加し、開発環境へ反映しました。清掃履歴・評価・チャットを残してログインを無効にします。担当中・今後の清掃予定は、停止前に別のスタッフへ割り当てます。

次は、小さな範囲で一連の流れを確認

開発環境では、スタッフの稼働状況や管理対応の表示を実データにつなぎ直しました。一方で、機能ごとのテストが通ることと、日々の業務を安心して任せられることは別です。

次は対象を絞り、予定作成・担当割当・清掃開始・写真提出・チャット・修正・承認・履歴までを通して確認します。スマートフォンでの通知、通信が途切れた場合、写真表示の体感速度、運用・復旧手順も確認対象です。発注管理の保存機能など、整備が残る領域もあります。

本番運用と一般向けの登録受付は、まだ開始していません。試験運用に向けた準備を進めながら、現場で見つかる小さな不便を修正していきます。